税務調査

2014年10月10日 金曜日 18:18 税理士日記

今年は今のところ、立ち合いをした税務調査はありません。
(昨年は、4件入って結構苦労しましたが)
ただ1件だけ、今年春に顧問先となったお客様のところに税務調査が入り、立ち合いをどうするかで話をしていたところ、前の税理士が事情を知っているはずなので、立ち合いなしで実行することになりました。
まあ、結論からすると前の処理がいい加減すぎてめちゃくちゃだということが良く分かったとお客様が言っておりました。
顧問税理士は、税理士欄にただ印鑑を押して終了。
その前の処理は、記帳代行会社が行っていたようですが、売り上げは漏れるは、経費は漏れるはどうなってんの?と税務署から憐れむような声をかけていただいているような状態だったそうです。
僕としては、税務署がどこまで親切に思って言っているかは分かりません・・・そんな親切な調査官はいないと思えるのですが、ちょっと偏見ですかね。
それはともかく、売上計上漏れは脱税にもなりうるので、誰の責任だって問題です。
最終的には、サインをしている税理士の責任となるとは思いますが、なにやらそうは簡単にいかないようです。
記帳代行会社は、出された資料で処理をしたと言い、顧問税理士は内容は記帳代行会社に任せていたと言い合っているようです。
お客様も丸投げっていうところは、ちょっとどうなのかなとは思いますが・・・1年に1回しか処理をしなかったようなので。
それにしてもどういう形で税理士を選んだのかと聞くと知り合いから紹介され、自然とそうなって行ったと・・・しかも税理士とは今までに会ったことがないなどとおっしゃっていました。
安い顧問料というか記帳料と決算料だったので、仕方ない・・・なんてことは言えませんよね。
まだ、結論は出ていないようですが、税務署が数人がかりでやっているとのこと・・・これも税務署の良いようにされているのではと疑わざるを得ません。
お客様の希望には反していますが、申告内容は分からないながらも僕が立ち会っていればと後の祭り。
僕は、基本的に税理士事務所を移られてくるお客様であっても税務調査があれば、立ち合います・・・立ち会わない税務調査などあったことがありません。
今回のお客様は、調査が初めてであったことで多少なめてしまったのかな~
しかし、怪しい記帳代行会社や税理士事務所には注意した方が・・・うちも怪しい税理士事務所ならないようにしないと(苦笑)

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