解散・清算

2012年5月10日 木曜日 23:40 税理士日記

今年、会社を解散そして清算するお客様がいます。
現在のような不況下での解散と聞くと悲惨な結末を想像するかもしれません。
今回の会社解散・清算は、そのような状況での解散ではなく、確りと十分なお金を残しての終わり方です。
その社長とは、設立時から経理をさせていただいており、15年以上のお付き合いとなります。
その期間、ものすごい利益を出した時もあれば、赤字になってしまったりしたことも何度もありました。
利益が出ることが分かった時に、節税策の一つとして保険加入を検討したこともありましたが、加入しませんでした。
結果としては、入っておけばもう少し残ったのかなとも思えますが、あくまで結果論です。
最後に自分の退職金も支給できる形で終われた理由の一つとして、社長自身が税金に対して過剰な反応をせずに納税していたからではないかと僕自身は思っています。
勿論あるやるべき節税策は、社長と打ち合わせして決めて行きました・・・変な脱税じゃないですよ(笑)
様々な節税対策も良いのですが、ある一定の所で止めるしかないと思います・・・
節税対策に色々と頭を使うのも勿論良いのですが、あれこれしなくても、良い終わり方が出来るということもあるのだな~っと実感しましたね。

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