税理士報酬の相場とか

2016年12月25日 日曜日 06:24 税理士日記

ただ今、ご紹介いただいているお客様、そして世田谷地域でホームページからのお問い合わせのお客様の2件からご依頼をいただいております。
実際は、契約になるかどうかは、来年になると思いますので、何も決まってはいません。
今月打ち合わせを行いまして、初めてお二方とも面談はさせていただきました。
僕のところでは、小規模事務所ではございますが、売上比例の報酬規定はお作りして、お客様間での不公平感が無いようにしております。
世田谷地域のお客様は、他のお客様と同規模に近く、顧問料表に従ってご理解をされているようでした。
実際、その金額での取り決めになっていますし、何もこちらも考えることなく決められたと思います。
もう一件のご紹介のお客様は、今まで受けることになると最大規模になるかもしれません。
売上比例なので、金額もそれなりの金額になることになります。
僕の中では、売上比例としていることは、以前の税理士報酬規定にも似通った考え方もありますが、売上規模で業務量を考えているところでもあります。
ただ、問題はその税理士報酬ですが、相場を調べるとそれなりにお安いところが先に出てきます。
様々でこちらが設定している報酬規定に近い考え方をしているんだなと思われる情報もありました。
たまたま、このような報酬の相場というのはどうなんだろうと思って調べkましたが、僕は基本的に個人プレーが多くなる税理士の相場などほとんど調べたり、見たりすることはありません。
僕が、売上から想像するにこの程度になるだろうと考えて作ってものがあります。
今やどんな業界も低価格とものを探そうと思えば、いくらでもネットで探すことが可能でしょう。
難しいところは、お客様が税理士の仕事って分かりにくいところだと思いますし、それに値段をつけられているところだと思います。
僕の偏見かもしれませんが、お安いところはそれなりのサービスになっているんだろうなと思っている、いや思い込んでいるのかもしれません。
スタンスは、お客様が納得できればその報酬は正解ということかと思います。
これだけしかやってくれないとか、お客様の不満もありますので一概には言えませんが、何が問題でそのような状態になってしまっているのかだと思います・・・それを見つけ出すのは難しいですし、報酬も見えないところがありますので、どこまで実現可能なのか分かりません。
お客様の方で負担に感じられるのであれば、それは仕事と報酬がマッチしていないのでしょう、あるいは見えていない部分かもしれません。
僕は、報酬について低価格化がどの業界も進む中、税理士業界でもかなり影響があるんだろうなとは思ってはいますが、会社の根幹ですので、低価格化に同乗するつもりは今のところ考えていませんし、今までも考えておりませんでしたね。
今後も同じでしょう。
基本は、皆さん平等にですから、低価格で受けるお客様が出てくると全部直す必要があると思いますし、それは今では不可能だろうと思います。

あと、実務面でいえば会計システムですね。
今回お話しいただいた2件とも弊所で主に取り扱っている会計ソフトとは違います。
これをどう乗り切るか、かなりの難題です。
業務自体滞ったり、経理担当者に負担を掛けてもどうかと思います。
ただ、会計ソフトはほぼ似たり寄ったりかなと簡易に考えていますが、あまりの価格差に違いが大きくあるのかとも考えられますが・・・調べてはいませんので、比較できていません。
会計事務所で主導した方が、実際は柔軟に対応できるのではと思い込んでおりますが、そう簡単にも行かないですかね。

年末に悩みを抱えたまま、年越しです。
色々な話に首を突っ込みすぎて、税理士業務を超えてしまっているところもありますね。
程々ってことが難しいので、話し合いの中に突っ込んで行って、中々お時間かかる案件もあります。

どこかで、一線を引くことがひつ世なのかもしれませんが、これは今後の課題です。

いやいや、年末のこの時期、どこの税理士事務所(会計事務所)も大変でしょう。
そんな中、色々なことを考えさせられます。
それでもダメなら、これは仕方ないことなのでと割り切るでしょうね、これは僕の性格かもしれませんが。

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