難しい問題

2013年4月18日 木曜日 23:35 税理士日記

税務調査が進行中ですが、ちょっとしたトラブルがありました。
法人の調査というのは、大体3~5年周期で調査が行われます。
前回の調査で指摘されなかった事項について、前回調査対象の期間までさかのぼった資料を要求された場合、どうしますか?
あくまで今回の調査対象が3年と明確に言われているのであれば、提出の意味などしっかり聞くことが必要かと思いますが、基本的には提出していくというスタンスは間違いじゃないと思います。
逆に言えば、何故隠す必要があるのかということです。
今回のトラブルはそのような状況の中、会社の人が課税庁に怒りの電話をしてしまったという事でした。
お怒りは分かりますが、ところで何で怒っているんですかって話です。
何もなければ怒りませんので、何かあるんじゃないかと逆に疑われると思いますよ。
調査終了時に僕を窓口にしてくださいと税務署にも行った手前、これではどこまで守り切れるか分かりません。
税務職員のいう事もめちゃくちゃなことを言っている訳ではありませんので、冷静に対応していきたいと思っています。
これが、長年お付き合いしているお客様であればそれほど僕も気にしないのですが、まだ顧問契約をしてから1年半足らず。
前回調査時には居なかったので、その調査も良く分からない。
何か言いなりになったのか、かなりの税金を持って行かれたそうです。
毎回そんな感じのようです。
でもそれは少し腑に落ちない。
指摘事項は、いくつかあり問題となるところを全部押し切ろうと税務署も思っている訳ではないでしょう。
完全に法令に触れてしまって、参りましたとなるところは、当然修正です。
そうでないところも指摘してくるのが税務調査です。
またその調査担当者が、資料をFAXで送ったのに連絡もない。
明朝こちらから連絡を入れてやっと届いていたことが判明。
総務課にも連絡して確認しました。
最後は、調査担当者ではなく統括官が担当してくれて、総務に資料が滞留することはありえないと言っていました。
現在は、5時になるとピタッと電話が通じなくなるのでやりにくくてしょうがない。
このまま、永遠と先延ばしにしようかな・・・根性曲がってきてますね。
うちの事務所は、3時で受け付け終了なんですとか言って、後は留守電になっちゃうとか。
お客様とのお付き合いも何事もない時には、気づきませんが、調査など有事になるとその本当の考え方が分かったりします。
まあ、その時はその時で、縁もあるでしょうから、続くところは続くし、そうでないところは、やはり税務申告の考え方が違うのだから一度真剣に話をしてみる必要はあると思いますね。
まだまだ、続きはあります。
頑張って対応していきたいと思っております。

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